
明治14年、明治政府の命を受けた月形潔が、
この地に北海道初の監獄を開いて月形町の歴史が時を刻み始めました。
「地味肥沃なれば、その耕農の業を起す此の地を以って北海第一と称する...」
(月形潔著 北海回覧記)
石狩川と樺戸連山にはさまれ、厳しくも豊かな自然に育まれたこの肥沃な地は、
自給自足を前提とする当時の監獄にとって、最適の立地条件であったようです。
当時、欧米列強のアジア分割支配が進む中、
維新間もないわが国にとって最大の脅威は、ロシアの南下政策でした。
時あたかも西南戦争を頂点とする士族の乱、
加えて自由民権運動より派生した各事件は夥しい罪人を生み出すこととなり、
これら歴史の転換期の負のエネルギーを、囚人による開拓労働という形で、
北の守りに転化するという、史上例を見ない大事業がこの月形の地で
営まれることとなったのです。爾来120余年。月形は過酷な監獄労働で
本道開拓の礎を築くとともに以後の入植者たちの手によって
豊かな農業地帯としての道を歩むことになったのでした。
(写真は旧監獄庁舎で樺戸博物館として現存)
月形町の農業は、産地ランキング道内最高位“5”の米を中心に、
大豆、小麦、そして道内有数の産地として名高い切花、
クリーン農業で生産されているメロン、スイカ、カンロ、南瓜、トマトなど
多彩な農産物の産地に成長しています。
町内には「樺戸とうふ」をはじめ、「トマトジュース」、「月形まんじゅう」、
「さかいのジンギスカン」など知る人ぞ知る特産品も多い。
お問い合せ:月形町商工会 TEL 0126-53-2341
月形温泉は275号線沿いでは札幌から直近の公営温泉として親しまれ、
キャンプ場、パークゴルフ場、全天候型アリーナなどを隣接し釣り、
ボート遊び、スポーツとファミリーで1日楽しめるエリアです。
お問い合せ:月形町振興公社 TEL 0126-37-2110